自社サービスをリリースするにあたって、サーバ環境の構築をすぐにできるように、chef-soloを使おうと思います。
その手順をまとめてみました。
第1回目は前準備として、VirtualBoxを利用したテスト環境を構築します。
長くなるので、テスト環境の構築も何回かに分けたいと思います。
まず今回は
- ローカル環境内にVirtualBoxをインストールする
- CentOSのイメージをダウンロードする
までを行いたいと思います。
VirtualBoxは仮想マシンのことで、要はパソコン(例えばmac)の中に別のOS環境を入れることができるものです。
環境
ローカル環境: MacOS X 10.9
VirtualBox: 4.3.2
VirtualBoxにインストールするOS: CentOS6.4
VirtualBoxのダウンロードとインストール
こちらからダウンロードできます。
インストールはウイザードに従えば迷うことはないはずです。
VirtualBox新規作成
VirtualBoxを起動するとOracle VM VirtualBoxマネージャーが立ち上がります。
新規ボタンをクリックして、環境を作っていきます。
ウイザード画面1: 名前とオペレーティングシステム
名前: 分かりやすい名前をつけて下さい。僕はとりあえず開発環境としました。
タイプ: Linux
バージョン: Red Hat(64bit)
ウイザード画面2: メモリーサイズ
メモリサイズの割り当ては環境に左右されると思いますが、僕は1024MB(1G)割り当てました。
ウイザード画面3: ハードドライブ
仮想ハードドライブを作成するにチェックを入れます。
ウイザード画面4: ハードドライブのファイルタイプ
ここはデフォルトのVDIを指定しておきます。
ウイザード画面5: 物理ハードドライブにあるストレージ
少しでもさくさく動いてほしいので、固定サイズにしました。
ウイザード画面6: ファイルの場所とサイズ
ファイルの場所: 開発環境(これは最初に入力した名前のままでいいと思います。)
サイズ: 僕は20GBにしました。
作成ボタンをクリックすると、左側に開発環境の枠ができていると思います。
まだcentOSは入っていません。
なので、今度はインストールするCentOSをダウンロードしてきます。
CentOSのダウンロードとインストール
こちらからCentOSのイメージをダウンロードします。
Downloads -> Mirrors
画面中央のCentOS Public Mirror Listをクリック
South American, Asian, Oceania, Middle Eastern, African and Other Regional Mirrorsをクリック
あとはJapanの任意の場所からCentOSのイメージを探します。
僕はとりあえずInternet Initiative Japan Inc.から落としてきました。
僕は64bit版のイメージが欲しかったので、pub/linux/centos/6.4/isos/x86_64/にあるCentOS-6.4-x86_64-netinstall.iso
を落としてきました。
さて、いよいよVirtualBoxにCentOSをインストールしますが、それはまた次回にしたいと思います。