ネットに出れない箱

iMac

インターネットに出れないパソコンがある。

これを何かに例えてみるとすると。
とても登れそうにない巨大な壁に四方八方を塞がれた街、とか。
その街は外界を知らないが、一定のレベルでの秩序と営みはある。
街の中での新しいものといえば、今すでに存在・運営されている組織や道具を使い研究・開発されたものがほとんど。

それはまあ、当然だ。

外界を知らない、外界に出れないのなら、その限られた空間で知恵と労力を割いて生み出すしか方法はないから。
外界に足を運び、調査・仕入をすれば数十分で手に入るものも、
七日間かけてなんとか生み出して行く、といった世界。

ただ、デメリットばかりかというとそうでもない。
何と言っても安全度が高い。
周りが壁で遮断されているからだ。
昔は所々に穴を開けて外界とやりくりしてたらしいが。
穴を開けるのには、正式な手続きを踏んで番号をつけなければいけなかった。
ただ、一つの穴があれば出て行って帰ってこれるかといったら、それは無理だった。
上りは上り、下りは下りでそれぞれ許可を、得なければいけないからだ。
出入りの激しい穴と、それほどでもない穴の格差が激しかったらしい。
『80』はかなり人気のようだった。

だが今は全て塞がれている。
穴の先のルートが消失したからだ。

当初、人々は絶望した。

快適で便利で多種多様な情報や道具が簡単に早く手に入っていた環境が突如失われたからだ。
その絶望感ゆえ、人々は遮断されて数日は生きる屍と化した。
まるで時が止まったかのように街は静まり返った。
だが、すぐに気付いた。
このままではいけないと。
やがてまたくる外界との接触に向け、この街はこの街でできることをしよう、と。
むしろ今しかできないことをしよう、と。
内面を見つめる良い機会じゃないか。

こうして街と人々は更なる一歩踏み出して行くのでした。


えっと… これは…
ネットの繋がって無いパソコンを使って思ったことを書いてみただけです。
開発くらい出来るさーーと思ってちょいちょいっとエディタ開いてローカル開発環境起動して、いい感じ〜となり、このまんま動作確認しようとログインのとこを押して『Twitterでログイン』っておしたら読み込めませんでしたとさ。

人々は、というか自分は、再び絶望へと落ちていくのでした。

おしまい。

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